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SEIKO Crown Chronograph セイコークラウンクロノとは

2016.06.29

セイコーのクラウンクロノグラフは、東京オリンピックを記念して製造されたセイコークラウンに属しているストップウオッチ機能付きの時計のことで、1959年から1966年までの7年間製造されてたクラウンの派生機種です。

クラウンクロノグラフは、SEIKOで最初に設計されたクロノグラフとしても知られており、1964年の東京オリンピックを記念した時計として販売されていました。

ちなみにこの1964年モデルは現在PRESAGEラインから復刻版が発売されていたりとSEIKO社自身にとっても大事な腕時計なのでしょう。

 

クラウンクロノグラフの魅力は、日本の時計業界のクロノグラフの開発の歴史の始まりという理由だけでなく、SEIKOの目指したシンプルな時計というコンセプトと独自のセンスが光るデザインにもあります。

裏蓋にはタツノオトシゴが刻印されているモデルあったりと、OMEGAのシーホースへの対抗なのか模倣なのかは分かりませんが類似点が見受けられます。

その後のモデルにもスピードマスターという名前のクロノグラフモデルがあったりと、OMEGAに対する確執のようなものが伺えますね。

ある意味OMEGAとはスイス天文台コンクールの時からのライバルだったのかもしれません。

 

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