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KING SEIKO キングセイコー ファーストモデル

2016.06.28

KING SEIKOというものをまずご存知でしょうか。

グランドセイコーなら知っているけれど…という方も多いと思います。

 

実は歴史を遡るとグランドセイコーという時計は60年代に出来たブランドなのですが、当時からSEIKOの工場は諏訪と亀戸の2つに大きく別れていました。

諏訪工場が当時のフラッグシップモデルをベースにより高級感を高めた時計を作ろうというコンセプトの元生まれたのがグランドセイコーだったのです。

 

ではキングセイコーとは一体?こちらは亀戸工場がグランドセイコーに対抗して開発したモデルとなります。

1961年に生まれ、1975年までブランドは存続されましたが、残念ながらそこで生産中止となり消えてしまいます。

しかし、2000年に2000本限定で復刻されたこともありSEIKO社の歴史的なモデルとして人気は未だに絶えていなかったようですね。

 

このキングセイコーのファーストモデルですが、当時亀戸工場の作っていたモデル「クロノス」をベースに開発されました。

GSと比べても全く見劣りすることのない美しいモデルだったのですが、歩度証明書とセコンドハック機能がなかったため、GSよりは安価で販売されていました。

当時流行の大型ケース(といっても36mm程度ですが)に長い針、シンプルなインデックスと当時からしてもかなりモダンなデザインだったのではないでしょうか。

ヘリテージやヴィンテージなどのモデルが流行っている現代なら余計に通用してしまう美しいデザインをしていますね。

 

こういった歴史的価値のあるモデルはこれからも世代を越えて受け継がれていくべきだと私は思います。

ですが、やはりこういったヴィンテージモデルなどをコレクションしている方はご年配の方も多く、生前に整理することが出来ず、死後に全く興味のない遺族にゴミとして扱われてしまうということも少なくはないようです。

そうなる前に一度当社にお送りいただけないでしょうか。

歴史の重さに見合った査定をさせていただきます。

そんな貴重な時計達が失われる前に、次の世代へ橋渡しをするという意味でぜひ当社へご連絡をください。

 

 

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