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SEIKO腕時計の歴史【真の意味での性能を求められた「マーベル」】SEIKO(セイコー)時計買取専門店『ローレル』
2016.07.02
【真の意味での性能を求められた「マーベル」】
戦後の混沌からいち早く生産を開始したセイコー社、第二精工舎諏訪工場。
当時は戦中・戦後の影響を色濃く受けており、戦後初の新設計モデルが「スーパー」である。
「スーパー」はセイコーとして初の中3針製時計であり、大ベストセラーとなった。
しかしムーブメントが小さく時間精度の面や、時計自体のサイズも小さく生産性、整備製にも問題があった。
そんなスーパーであったが少しずつ改良が加えられ、文字盤やケースのみを大きくしたものが製造されていた。
そのモデルをベースに1956年に製造されたのが、諏訪精工舎の「マーベル」である。
「スーパー」のケースや文字盤のみの大型化が流行し主流となっていく。
そこからの時代の流れでさらなるサイズの大型化、ひいてはムーブメントの大型化となり、問題となっていた生産性、整備性、精度を大幅に改良させます。
この新設計こそ日本で初めて独自の技術で開発されたものであり、純粋に“理想な時計はなんだろう”という思いを胸に作られた時計です。
「止まらなくて、時間が合って、デザインがいい」
ただそれだけの当たり前な理想を目指したセイコー社の時計こそが「マーベル」だったのです。
※こちらの情報は自社独自で調べたものであり、調べる中でも年式などのずれもありました。あくまで参考程度にお考え下さい。
アンティーク時計【マーベル】お持ちでしたら『ローレル』まで
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