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国産初の懐中時計『タイムキーパー』
2016.07.14
欧米では大航海時代や産業革命の蒸気機関車発達の過程で、小型で精度が高い時計が必要になり、その中で劇的に時計の進化が進みました。
明治に入ってから時刻制度が変更され、不定時法から定時法になる中で国産時計産業は転換期を迎える事になり、海外からの輸入品に頼る事になったのですが、海外の時計をモデルにして国内でも製造が始まるようになります。
現在のSEIKO(セイコー)の前身である服部時計店は東京都に精工舎を作り、掛時計製造を始める事になり、精工舎創業から3年後には国産初の懐中時計「タイムキーパー」を作るようになったのです。
精工舎創業から10年程度で掛時計や置時計、懐中時計を作る国内唯一の総合時計工場となり、自社内で全てを一貫して製造する方法(垂直統合方式)をとり、高品質な製品を製造する方向に転換しており、そしてこのタイムキーパーは国産初の懐中時計として歴史に残る有名な時計になります。
輸入時計が主流だった時代にセイコーは確実に地盤を固めて行きました。
SEIKO(セイコー)は大正13年に時計類の名称として使い始められ、SEIKO(セイコー)を語る上でもタイムキーパーは重要な時計として知られ、アンティーク品として現在でもタイムキーパーは売買されています。
国内でもトップレベルの時計会社でもあり、古い歴史を持つ会社として現在でも幅広い層にSEIKO社製品は親しまれていますね。
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セイコー好きのスタッフが心を込めて査定いたします。
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