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幻の名機!セイコークルージングマスター

2016.09.03

一時的に販売していたモデルもたくさんあるセイコーは、その中でも名機を多く生み出しており、幻とされているものもいくつかあります。

 

その1つがクルージングマスターと呼ばれるもので、値段は中古市場でも10万円を超えて取引されています。

 

SEIKOブランドの中でも名機とされているのは、その機能性の高さにあります。

なんとアナログ時計でありながら気圧を測定することが出来るのです。

クロノグラフモデルとなっているクルージングマスターは、アナログの技術を多く利用しているのに様々な情報を表示できるところがポイントとなっています。

気圧を測定し表示したり、月齢をアナログで確認できたり(ムーンフェイズ)と様々なこの時計一本で手に入れることができたのです。

 

当時からこういったアドベンチャーウォッチは他にもありましたが、全てアナログで行っているのはとても珍しかったです。合計9本の針が月齢や気圧、GMT針などになり様々な情報をアナログでありながらも指し示してくれるという非常に優れたものとなっておりました。

クォーツの多機能化が進んだ90年代を代表する時計だとも言えるでしょう。

当時でも10万円以上し、現在は絶版となっているために手に入れることは非常に難しい逸品となっています。

 

クルージングマスターは、クルージングをする船で利用するために作られていたモデルであり、月齢や気圧から天気を推測することができ、24時間針で簡易的な方位計としても活用することが出来ました。

当時、このクルージングマスター以外にも登山用のランドマスターや潜水用のスキューバマスターなど、様々なプロ向けの商品が作られていました。

SEIKOはブランディングのためか、もうあまりこういった商品は作らなくなりましたので今となってはとも貴重です。

今でも残っているのはランドマスターくらいでしょうか。

 

おそらく、CASIOのプロトレックシリーズやフロッグマンなどに対する対抗馬だったのでしょう。CASIOがお得意のデジタルで行くのならこちらは伝統のアナログ表示のクォーツで同じ機能を搭載してみせようという意気込みが見え隠れしているようです。

セイコーが持っている技術は、アナログでもすさまじい機能を発揮して、世界のSEIKOという名前を時計から多く発信していたのです。

 

もしクルージングマスターをお持ちの方で査定をご希望される方がいらっしゃいましたら、ぜひ『ローレル』までお持ち下さい。

 

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