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釣り好きのために作られた腕時計!セイコーフィッシングマスター
2019.12.17
80年代のクォーツ時計の多機能化の流れの中、釣りを楽しむ人のために特化した時計を作ることがセイコーにも求められていました。
そこで開発されたのがフィッシングマスターです。
SEIKOが特に重視したのは、釣りを成功させるためのタイミングと、あらゆる気象条件をすぐに確認できることでした。
そのためタイドグラフやムーンフェイズが付いており、釣り人には重宝されたようです。
同じ系統のクルージングマスターなどと比べると針の数や機能も少なく、文字盤もシンプルなものになっております。
十分現代にも通用するデザインではないかと思いますがどうなのでしょう。
ただ、フィッシングマスターは販売時期によって性能が異なる部分もあり、ムーンフェイズが付いているモデルと付いていないモデルが別れているようです。
ムーンフェイズ付きのモデルは海外モデルなどもなく、数も少なかったことからかなり希少です。
この後発モデルの方が多機能化されており、より実用的だったようですね。
セイコーは、元々あらゆるデータをアナログでも確認できることを目指していましたが、フィッシングマスターにもその努力の痕跡が見られます。正直デジタルで表示させる方が見やすいですし扱いやすかったのでは、と思いますがまぁそこは伝統の時計メーカーとしてのプライドがあったのでしょう。
本来のSEIKOとは少し離れているような雰囲気のある時計ですが釣り人からの人気はある程度あったようです。
この他にも、同じフィッシングマスターという名前で、潮汐計も製造していました。
箱型の小さい電子機器で、東日本と西日本でバージョンが別れており、地域ごとの潮の満ち引きが手軽に見れるという釣りに特化したレトロガジェットです。
80年台から作られていた時計であり、SEIKOが多方面への展開をしていたこと、フィッシングマスターという時計によって、マニアックな分野にも時計を提供していける体制を作りました。ただ、セイコーがフィッシングマスターを製造していたのはかなり昔の話で、現在は生産していません。
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