トップページ>SEIKOコラム集>ブライトチタンとステンレススチールの違いと良さ

ブライトチタンとステンレススチールの違いと良さ

2016.09.07

いつもSEIKO時計買取専門店『ローレル』を閲覧頂きまことにありがとうございます。

 

最近お客様の査定品で、ブライトチタンについて良く質問がありますので、そもそもブライトチタンって何?そして、ステンレススチールとどう違うの?をわかりやすく説明したいと思います。

 

ブライトチタンとは?

 

セイコーがチタン製の腕時計のために開発したチタン合金の名称。

純チタンをチタニウム、グレート2チタンと言い、ブライトチタンはグレード5チタンにあり、加工しやすいよう混ぜ物を加えたもの(チタン合金)である。

 

ブライトチタンの特徴

 

・鋼鉄より硬くて錆びにくい。

・重量が非常に軽い。

・アレルギー反応も出にくいため金属アレルギーの方でも着用出来る。

 

しかし、純チタンでは加工の際に、粘りが出てくるため研磨が非常に困難だそうです。

そのチタンの軽くて硬い特徴を活かしつつ、腕時計に加工しやすいよう独自配合でブライトチタンはつくられています。

 

ステンレススチールの特徴

 

・チタンと比べて加工しやすく、メンテナンスしやすい。

・チタンと比べ重いが、一般的な時計はこのタイプが主流である。

・チタン製に比べて安価である。

・アレルギーに対して通常のステンレススチールでは反応が出やすいですが、最近では316Lというアレルギー反応の出にくいものもあります。上位モデルにこのステンレスを利用しているメーカーもありますね。

 

どちらがいいの?

 

じゃあどちらが買いなのか!と言いますと、やはりお客様次第となります。

チタンとステンレススチールでは見た目の色も違いますし、最近ではアレルギー対策もステンレスは負けてはいません。

より頑丈で硬い腕時計を選ぶならブライトチタンをおすすめしますが、ステンレススチールも加工が容易な分、比較的安価でメンテナンスが可能であり、こちらも永く愛用できる腕時計にふさわしいです。

 

頑丈で軽く着用感もあまりないことから、5年~10年程度の期間、仕事などでハードに使うという方にはチタンがオススメです。

時計本来のクラシックな輝きや、重量感、所有感を求め、オーバーホールや磨きを前提で一生使うというのであればステンレススチールがいいかもしれません。

もしくは2本所有して場面によって使い分けても便利かもしれません。

 

個人的には、ブライトチタンを試してみたいですね。

 

セイコーの買取りなら『ローレル』まで

 

SEIKO(セイコー)時計買取専門店『ローレル』

お申込み・お問合せ

セイコー時計買取専門店『ローレル』

お問合せ 0120-070-390

info@used-seiko.jp

営業時間 10:00~19:00 定休日:日曜・祝日