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精工舎からSEIKOへの転換点

2016.07.15

精工舎が作っていたものは、当時懐中時計が主体でした。腕時計は、まだ技術的に開発が難しかったこともあり、なかなか導入することができなかったのです。

 

SEIKOブランドを作るために当時懐中時計が主流だった業界を腕時計に置き換えることになったのは、1913年『ローレル』の誕生がきっかけでした。

このローレルの誕生と共にSEIKOの腕時計の歴史が動き始めたといっても過言ではないでしょう。

ここでようやく自社で初めての腕時計を開発することに成功し、その後も改良を重ねしばらく経過した後に、セイコーというブランドとして販売することができるようになりました。

 

当時のSEIKO社製の懐中時計で使われていた技術がかなりいいものだったことは事実です。ただ、それを腕時計にするためには、機械の小型化など技術的に達成しなけれなければならないことが多くあり、とてつもない苦労がありました。

技術者は、様々な腕時計を取り寄せ、実際にいろいろな部品を作って試行錯誤を重ねようやく最初の腕時計を完成させました。これがきっかけで精工舎という国産メーカーが高い技術を持ち、腕時計を開発したことが大きな話題となり10年以上経過したところで、ようやくセイコーブランドが認知されることになります。

 

SEIKOは、こうして時代の主流を懐中時計から腕時計に変化させていくことになりました。当時の腕時計は懐中時計を腕に巻きつけることから始まり、徐々に腕に巻きついた状態でも精度がでる時計が開発されていきました。世界的にみても試行錯誤が行われていた時代に日本のメーカーも世界にあまり知られる事なく企業努力を重ねていたということですね。

 

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