2016.06.28

SEIKOが作り出したモデルの中には、究極クラスとされている精度を持っているものがありますが、その1つが、61グランドセイコーV.F.Aとなります。

 

1969年に販売されているモデルであり、機械式時計の限界に挑戦したモデルとされておりセイコーの中でも非常に精巧なものとなっています。

 

45グランドセイコーV.F.Aは以前に紹介させていただきましたが、こちらの61グランドセイコーV.F.Aも同時期に発売されたモデルであり、当時の機械式時計の最高峰の1つでもあります。

その精度たるや、なんと日差2秒以内、月差1分以内とクォーツ時計にすら迫るものでした。

当時クォーツ時計と機械式時計の明確な区別がなく、機械式時計でクォーツに張り合おうという意識がまだ残っていた時代だからこそ出来た作品なのでしょう。

 

V.F.Aという称号自体はクォーツ、機械式関係なく様々な機種に付けられていたようですが、どれも当時の価格としては高く中身の作りもしっかりしたものしかありませんでした。

そのため、他のグランドセイコーなどと比べ現存数が少ないように思われます。

もしお持ちの方はぜひ当社へお送りください。高価買取させていただきます。

 

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