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グランドセイコーとキングセイコーの違いと歴史 

2016.06.28

日本が誇る時計メーカーとして長い歴史を現在も継続している時計メーカーのセイコーには、グランドセイコーという高級時計が存在しています。

そして同時に14年ほど並行して製造された時計にキングセイコーというものがありました。

 

クォーツ時計が世の中に定着するまでに全盛だったSEIKOの機械式の腕時計がこの二つです。

今でも作られ続けていることからも分かる通り、SEIKOの技術力を出来る限り詰め込んだのがグランドセイコーであり、精度調整などの製造過程を多少簡略化させて比較的価格を抑えてた同程度の時計というのがキングセイコーです。

 

この2つは別々の工場で作られていた時期と、工場を隔てずに同一ラインで製造していた時代も存在しています。

それでも、別れて製造されていた時期が強い印象を残しているためマニアからは全く別の時計とも思われているところがあるようですね。

1966年以降に発売されたキングセイコー・クロノメーターを途中で生産中止とし、グランドセイコーのクロノメーターモデルをより高級かつ高精度な方向に転換し差別化していった歴史があるため金張りの厚さや研磨の仕上げなどにも互いに異なる部分が確認できます。

ただし、価格に違いがあるといっても廉価版という位置には該当しないような精巧な作りをセイコーは実現させています。

SEIKOの機械式全盛期に作られたこの二つは定期的にOHや適切な調整が行われることで、現在の時計にも引けを取らない精度を出すそうです。

セイコーの機械式の腕時計を代表しているのがこの二つの魅力です。

 

 

 

 

 

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