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セイコー初の自社開発モデル「マーベル」と「クロノス」
2016.07.19
「セイコー」は1881年に「服部時計店」として創業し、輸入時計の販売や中古時計の修繕などを行っていました。
その後、1892年からは掛時計、1895年から懐中時計、そして1913年から腕時計と100年以上にわたって時計を作り続けています。
創業から現在にいたるまで、「できるだけ多くの人に正確な時計を届ける」という基本方針は変わっていません。
1913年発売の「ローレル」は、国産初の腕時計でしたが、まだ輸入時計のムーブメントを参考にして設計した部分もありました。
そこで自社のセイコー諏訪工場で初めて一から設計開発したのが、1956年に発売した「マーベル」です。
「マーベル」とは『驚く程立派な時計』という意味です。
そんな「マーベル」ですが実はスイスの精度競争で初めてオメガに勝って、”「セイコー」は世界一!”と称賛されるようになった記念の機種でもあります。
そして諏訪工場の「マーベル」あれば亀戸には「クロノス」。
「クロノス」は1958年5月から製造が開始されたセイコー亀戸工場の独自設計による腕時計です。
「クロノス」は、ギリシャ神話に登場する「農耕神」を意味します。
諏訪工場製の「マーベル」が当初チラネジ付テンプ、耐震装置なしであったのに対して、「クロノス」は当初からチラネジなしテンプと耐震装置(ダイヤショック)を装備していた点で後発の優位性はあったものの、「マーベル」を超えた製品になっていました。
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