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セイコーのデジタルウォッチの歴史
2016.09.13
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ローレルでは買取りや査定のお問合せはもちろん行っておりますが、セイコーの良さをお客様にもっと知って欲しく、コラムとしてセイコーの歴史や情報をお伝えしています。
それこそマニアックな話から、エントリーユーザーにまで幅広くSEIKOの魅力をお伝えできたらと思っております。
【セイコーコラム】セイコーデジタルウォッチの歴史
セイコー社は、世界初のクォーツを発売して世界に広めるなど独自な歴史を作り上げてきました。デジタルウォッチの歴史にも、SEIKOの果たしてきた貢献度が存在しています。
そもそも腕時計が誕生したのは19世紀後半のブレスレットの一種であったと記録されています。実用性は現在の腕時計と比べるほどの精度はなく、中心は懐中時計でしたが、取り出して利用することの手間が懸念されてきました。機敏さと迅速な対応が可能な時計のニーズが高まり、のちのデジタルウォッチにつながる腕時計が開発されていきます。
1969年にセイコーが世界初のクォーツ腕時計を発売したことは時計の歴史に残る出来事として記憶されています。クォーツ水晶であるので、電圧をかけて振動を起こします。水晶と振動による独自な信号に変換することで、1秒ごとに秒針を回すことを可能にします。この原理がのちのデジタルウォッチの歴史にも影響を与えています。
1970年にアメリカのHAMILTONから世界初のデジタル腕時計パルサーが発売されますが、低価格化競争が過熱していき、セイコーも多くのデジタルウォッチを発売してきました。SEIKOのデジタルウォッチも小型化を加速させて、長時間にわたって活用しても、腕に負担のかからずに手にフィットする腕時計を実現させています。
セイコーアトラスというセイコーのデジタルウォッチは特にデジタルウォッチの方向性を決定づけた一本でした。二層の液晶パネルを搭載し、ホームタイムとワールドタイムを切り替えて表示できる当時としては大変めずらしいモデルです。セイコーは高い技術力と、インスピレーションで新しい商品の開発をどんどん行っています。
また、LEDによる時刻の表示や液晶表示の導入、可動部品を必要としない生産を可能にしていき、時計をさらに手軽に生活と結ぶつけることにも成功しています。
SEIKOの数あるデジタルウォッチの中でも1979年に発売した、液晶のデジタルウォッチは革新性を放っています。カラーの二層液晶パネルと世界地図や時刻を表示させる機能性を実現させ、コンパクトな世界地図の表示は発売の当時の時計ファンの話題になりました。
デジタルウォッチの発展にも貢献したセイコーは、今後も新たな進化を求めて歩み続けています。
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